小林麻央さん、34歳で死去 宮本亜門「これからもご家族を見守ってあげてください」

 フリーアナウンサーの小林麻央さんが22日、34歳で亡くなった。夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵は23日、都内で涙ながらに会見を行った。

 麻央さんはかつて「今の夢はとにかく毎日を楽しく一生懸命に生きたいなということ」と語っていた。上智大学在学中からタレント活動を始め、バラエティ番組や情報番組に出演。大学卒業後は女優やフリーアナウンサーとして活躍していた。

 2010年1月には出演していた番組のインタビュー取材で出会った歌舞伎俳優・市川海老蔵と結婚。2011年に長女の麗禾(れいか)ちゃん、2013年に長男の勸玄(かんげん)くんを出産。

 しかし去年6月、海老蔵が会見を開き、麻央さんがんを患っていることを明らかにし「進行性のがん。単刀直入にいうと乳がん。約1年8カ月ほど前に分かりました。深刻だという言葉で、ひとつ御理解して頂ければ」。2014年に麻央さんの乳がんが判明し、がんのステージは明かさなかったものの深刻な状態であることを説明した。

 がんとの闘病が公になり、容体が心配される中、去年9月、麻央さんはブログを開設し「時間の経過とともに、がん患者というアイデンティティが私の心や生活を大きく支配してしまったことに気がつきました。私は力強く歩んだ女性でありたいから、子ども達にとって強い母でありたいから、ブログという手段で陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました」と、がんと闘う決意を綴っていた。

 その後、乳がんは肺や骨に転移し、ステージ4であることもブログで明かした。入退院を繰り返す中、自宅に戻った時には幼稚園に通う子ども達のお弁当作りにも力を入れ「ティラノサウルスの海苔弁を持って元気に幼稚園に行きました!!」「実は、長く離れている間に、私の呼び名が『ママ』から『まおちゃん』に格下げに(笑)なってしまっていたのです」「今朝、幼稚園へ向かう途中で、本当に自然に『ママ』って呼ばれて、幸せでした」と闘病しながらも子供たちとの幸せを噛みしめていた。

 それでも今年4月には、麻央さんの体調が悪化し再入院。貧血や高熱、胃腸の痛みなどに耐えながらも退院を目指していた。亡くなる2日前にもブログを更新し、自宅で毎朝飲んでいるオレンジジュースの写真と自身の笑顔を公開。しかし、これが最後のブログ記事となってしまった。

 突然の死に芸能界からも多くの悲しみの声が寄せられた。過去に海老蔵の自主公演「ABKAI」の演出を手がけた演出家・宮本亜門は「麻央さんは怒涛の最終舞台稽古の時も、最後列の一番端の席に座り、まるで観音様のような暖かい眼差しで、海老蔵さんや皆を見守っていました。 どうぞ安らかに。これからもご家族を見守ってあげてください」とコメント。

 また3年前の同日にがんで妻を亡くしたお笑い芸人のダンカンは「最後まで戦って、戦って、戦った人が逝ってしまった。乳がんも6月22日もママリンとまるで同じだなんて…虚しすぎます」と綴った。

 海老蔵と麻央さんの結婚式に出席した脳科学者・茂木健一郎は「悲しすぎます。海老蔵さんとの結婚式に出席させていただいたのが、つい昨日のようです。 麻央さん、どうぞ安らかに。心から、ご冥福をお祈りします」とコメントした。

AbemaTV/原宿アベニューより)

(C)AbemaTV

Source: AbemaTIMES