夏の紫外線で髪はボロボロ…ヘア賢者が実践する秋のダメージケア【美容漫画家・人気スタイリスト・サロンオーナー】(女子SPA!)

夏が終わって気が付けば、髪がボサボサになっていませんか? 私はボサボサのパサパサです…。

⇒【写真】かなつ久美先生。50代には見えない美魔女っぷり!

 原因は明らかで、強すぎて避けきれなかった紫外線と通っているプールの塩素。今年は暑かったせいなのか、プールの人出も増えて、塩素濃度が通常よりも強くなったと感じられたのです。

 このままではもはや見苦しいので、「切るしかない?」と思い詰めていたのですが、その前に、“ヘア賢者”たちにケアのコツを伺って試してみたところ、回復したので、皆さまにもご紹介したいと思います。

◆美容漫画家かなつ久美の技・“湯シャン”を取り入れる

 まずは私の美容探求仲間で、美に関する本をたくさん書いている人気漫画家のかなつ久美先生のコツから。

「私は普段、シャンプーを使わず、お湯洗いのみで洗う“湯シャン”をしています。『キシキシになるから止めた方がいいのでは?』と心配する人もいるようですが、お湯洗いしてから美容院に行くと『え、何をしたの?』と言われるくらいきれいな髪になっているんです。

 お湯だけで洗うというと、汚いというイメージもあるかもしれません。でも、指の腹で地肌をマッサージして洗えばあらかたの汚れは落ちますし、匂いません。シャンプーやリンスを使わない“湯シャン”は、環境破壊も防げるし、きれいにもなるし、いいことづくめなんですよ」

 ちなみに久美先生は50代。まさに美魔女を体現している本物の美女なのですが、髪も本当にツヤツヤで、とても説得力がありました。

◆人気スタイリストの技・寝るときに髪を上げる

 お次は、私が通っている美容院の人気スタイリストさんのコツ。私の担当スタイリストさんは、モデルや女優など有名人の髪を手掛けているほか、メディアやヘアショーなどでも活躍している方ですが、重視しているのが「髪質」。

 髪が傷んでいる時は、希望してもパーマをかけてもらえず、スタイルも髪質が悪くならないものをいつも提案してくださるんです。彼には、以前にもドライヤーのかけ方について教えてもらいました。

 今回、髪の傷みについて相談をしたところ「大事なのは、なんといってもきちんと乾かして寝ることにつきます。濡れたままで寝た体制になると、摩擦でキューティクルが剥がれるから、しっかり乾かすのは基本です。

 とはいえ、ロングヘアの方は、きちんと乾かしても髪が絡まったり、摩擦を起こす恐れがあるので、髪をアップ状態にして寝るのもお勧めです」とのこと。

 アップにするというのは、寝るときに緩めのヘアバンドなどで髪を上げてから横たわること。髪を垂らしたままだと、寝相次第では髪がこすれるので、上げちゃおうというアイデアです。

 なお、下に結わえるとそれはそれで絡まることがあるので、寝相の悪い人は注意とのことでした。

◆美容院オーナーの技・乾かすときにブロッキングする

 最後に、美容室「恵比寿salon Rr(サロン アール)」の加藤オーナーから。

「髪を傷めないためには、ドライヤーをするときにきちんとブロッキングすることをお勧めします。髪って、どこが傷むかというと頭頂部に近い表面の部分ですよね。

 でも、表面はカットで整えることができづらい場所でもあるので、乾かすときに注意深くするのがとても大事なんです。そこで、きちんとブロッキングをして、下の部分を乾かしている時は、髪の表面にドライヤーが当たらないようにする。簡単ですが、たったひと手間で痛み方が違ってきますよ」

 なるほど。これには目からウロコでした。実際、美容院ではスタイリストさんがブロッキングをしてくれますが、自宅ではあまり行いませんよね。

 でもほんのひと手間ですし、ブロッキングするクリップも100均で売っていてとても手軽。腰の重い私でも、即実践することができました。

 以上、夏のダメージヘアを回復すべく、賢者たちの助言を3つお伝えしました。

 これ以外にもグッズ含めて、さらにいろいろ試していますので、効果を感じられたものから引き続き、ご案内したいと思います。

<TEXT・PHOTO/にらさわあきこ>

【かなつ久美先生 プロフィール】

角川書店「ヤングロゼ」にて1990年漫画家デビュー。趣味は美容と犬。代表作はドラマにもなった『OLヴィジュアル系』(主婦と生活社)。『美トイレ毒出しダイエット』(KADOKAWAメディアファクトリー)『肩甲骨ユルユル体操で女優体型になる』(双葉社)など美容に関する著書も多数。最新作は、「星乃美玲」の名で保護犬の仮ママボランティアなどについて描いた『イヌバカ!』(みなみ出版・星雲社)。