[344]初対面で好印象を得る(男性編)

ビジネスシーンでは「初めての商談」ということが頻繁に起こります。そして初対面の相手に与える印象というのはとても大事です。つまり第一印象。

第一印象がよいとその後の商談もスムーズに進みます。しかし第一印象が悪いとその印象を払拭するのに余計な時間・労力がかかってしまいます。何より商談に失敗するかもしれません。

第一印象の要素は3つあります。見た目、臭い、声です。

まず、見た目。

服装はなるべくオーソドックスなもの。初対面の場合、自分らしさを強調する必要はありません。男性なら濃い色のスーツ。シャツの色は白かブルー。印象付けようと変わった襟や色使い・デザインなど自分らしさを出そうとすると、時としてアダとなります。

その上で、業界に合わせて細かいところをアレンジ。
たとえばネクタイ。

製造業など旧来のお堅い企業に赴くときは地味なもの、サービス業関係ならばやや派手なもの。ファッション・アパレル関係ならば、目の肥えた人にもアピールする「素材の良さ」に気を使いましょう。

見た目で重要なのは笑顔。笑顔は万人に好かれます。笑顔は「味方」を表します。同じ仲間とみなされれば商談もスムーズ。笑顔を作るには普段から練習しておくと、自然に出せるようになります。どこでも鏡を見たら必ず口角を上げて笑顔を作る。

次、臭い。

臭いには特に気をつけましょう。人間は臭いに敏感です。行動の決定要素として本能的にフェロモンを含む「臭い」を強く感じ取る能力があるからです。敏感さでは「見た目」を凌くらいとても大事な要素です。

最近では男性用の化粧品も種類が多く出回っていますが、初対面の場合は無香料のものが無難です。コロンやトワレなど臭いの強いものは相手がそれを良いと思うかそうでないかのリスクがありますので、できれば避けましょう。

気温の高い時期には汗の臭いも気になります。汗臭いと大体マイナスの要因になります。携帯用の制汗剤などを活用しましょう。

最後に、話し方。大きな声で明るく、そしてゆっくりしゃべるようにします。頼りがいを印象付ける低い声、明るい印象を与える高い声を使い分けます。これも練習しておくと良いと思います。

初対面で一番大事なことは相手に警戒心・猜疑心などマイナスの印象を持たせないことです。敵ではなく、味方と思わせる。このことに注視します。

人間の感覚は意外にも視覚より、臭い、音に敏感なのです。こういった特性を見極め、ビジネスマナーに生かしていきましょう。

Source: 週刊マナー美人